広告運用だけじゃない。交流会から始まる地方中小企業との新しい関係づくり

昨年の交流会で岡村さんと出会った早川さん。「大滑りしてたんですよ(笑)」という第一印象から始まった関係は、今では埼玉県内の経営者交流会を一緒に開催するまでに。Web広告運用代行を軸にしながら、地方の中小企業を支援する事業へとシフトしていく株式会社コムマーケティングの挑戦と、ダイレクトヒューマンマーケティングとの協業について、代表取締役の早川理さんにお話を伺いました。

Q1. 貴社の事業内容を簡単に教えてください。

— 弊社は大きく分けて3つの事業を展開しています。

まず1つ目が、Web広告の運用代行です。GoogleやYahoo!、Meta(Facebook・Instagram)などの広告運用を中心に、前年比CV 323.49%の運用実績があります。金融、自動車、教育、人材、不動産、医療、BtoBソフトウェアなど、幅広い業界の支援をしてきました。

2つ目がインハウス化支援。これは企業が自社で広告運用できるようにサポートする事業です。広告代理店に依存せず、社内でマーケティングを回せる体制を作るための研修や伴走支援を行っています。初月1万円から始められるプランもあって、人材開発支援助成金を活用すれば最大75%まで助成が受けられる可能性もあるんですよ。

3つ目が「モジュール型コンサル支援」というサービスです。中小企業って、実はスポットのニーズがめちゃくちゃ多いんですよ。例えば「営業の仕組み構築だけやってほしい」とか「営業KPIのダッシュボードを作ってほしい」といった部分的な支援。これを月5万円から、1テーマずつ選んで導入できる仕組みにしています。

カスタマージャーニー設計、リード獲得チャネル設計、広告アカウント構築、営業プロセス改善など、約30のテーマから必要なものだけを選べるんです。しかも3ヶ月で完結するので、長期契約の必要がありません。

– それ考えたらめちゃくちゃいいですよね。営業だけじゃ難しいからマーケやった方がいいよね、じゃあ広告やりましょう!ってとこまでご相談乗っていただけるってことですよね。

— まさにそうです。営業の課題から入って、必要に応じてマーケティングや広告運用まで一気通貫で支援できるのが強みだと思っています。成果物として納品するので、終了後も社内で活用・改善し続けられるのもポイントですね。

 

Q2. ダイレクトヒューマンマーケティングを導入する前、どのような課題・悩みがありましたか?それはどのように業務に影響していましたか?

— Web広告運用代行って、本当に売りづらい商売なんですよ。競合との商材による差別化が難しく、販路の開拓でめちゃくちゃ苦戦していました。お客様が広告を検討するタイミングは限られていて、新規開拓がタイミング勝負でもあるので、このタイミングでいかに思い出してもらえるかが大切です。

そこで一度立ち返って、自分のネットワークを増やしていきたいなと思ったんです。でも何をやればいいか全然分からなかったことが悩みでした。

Q3. 数あるサービスの中から、当社のサービスを選んだ理由・決め手を教えてください。

— 岡村さんとは昨年の交流会でお会いしたんですよ。岡村さんが前に出て喋ってたんですけど、大滑りしてて(笑)岡村さんから「名刺交換しましょう!」とお声がけいただき名刺交換したんです。

– いつものやつですね(笑)。

— そうそう(笑)その後「ぜひ商談を」ってメッセージが来て、話をしていく中で、弊社のビジョンとマッチしたんです。

弊社は地方の中小企業のお客様を増やしていきたいというビジョンがあって、その集客として、埼玉県内の事業者さんを集めた決裁者交流会をやりたいと思っていました。岡村さんが前職の経験から交流会のノウハウを非常に多くお持ちだったので、「じゃあちょっとお試しでお願いします」という形で依頼させていただきました。

それともう1つ、「地方創生」という文脈に共感いただいたのが大きかったですね。岡村さん、岩手のご出身なんですけど北海道のアンバサダーもやってたりするので、「何のこっちゃ」って感じなんですけど(笑)むしろそういったバックグランドも使いながら、地方創生の文脈で色々なところで交流会を開催されてますし、岡村さんならと思ったんです。

Q4. 実際にどのような形でサービスを活用されていますか?

— 企画も一緒にやっていただいてますし、丸投げではなく一緒に考えていくスタンスなんです。企画構成をやっていただいて、集客もお互いドブ板で。当日の運営も人を繋ぐところをお互いがやる、という感じですね。

– お互いがやるからこそめちゃくちゃ2倍ですね、力が。片方だけじゃない分。

— そうなんです。だからこそ成果も出てると思います。

Q5. サポート体制や担当者とのやり取りで印象的だった点があれば教えてください。

— 一番印象的だったのは、私が主催の交流会じゃなくて、岡村さんが別の交流会に呼んでくれた時ですね。いきなり上場企業の社長の奥様が来てて、「岡村さんの人脈すごいな」って思いました(笑)

– 確かにそうですよね。急にすごい人を呼んでくること多いですよね、岡村さん。

— 突然を電話かけて招集していましたからね(笑)東京の交流会だともう知った人ばかりで、同業者同士が名刺交換して奪い合ってるような、魑魅魍魎な世界が広がってるんですよ。でも岡村さんはそもそもそういう「奪い合う構図の外側」から人を引っ張ってきてるんですよね。そこがすごくいいなと思います。

Q6. 数値的な変化(リード数、成約率、問い合わせ増など)があれば教えてください。

— 具体的には以下のような変化がありました

  • 交流会3回開催、各回30名前後の参加者
  • 全て黒字運営を達成
  • 交流会経由での商談数件を獲得

経営者交流会という性質上、すぐに受注に繋がるわけではありませんが、将来的な見込み客との関係構築という意味では大きな成果だと感じています。

Q7. 他社サービスと比較して、特に優れていると感じるポイントはありますか?

— 一見全然関係ない交流会で会った人とかを紹介してくださるんですけど、そこから思わぬ繋がりなどに発展したりするので、そこが面白いですね。

この前は、旅館業界の勉強会に「一緒に参加しませんか」って言っていただいたり。岡村さんはそういったところに素っ裸で飛び込んでリードを取ってきたりするので、そういうところからも新しい繋がりが発生するんじゃないかなと思っています。

Q8. 今後の貴社の事業展望や、マーケティング面でのチャレンジもあればぜひ。

— 弊社のWeb広告運用代行の商売は、この1、2年でAIで完全自動化されると思っています。だから早く別の事業にトランスフォームしないといけないんです。

そこで出てきたのが、インハウス化支援やモジュール型コンサル支援なんですけど、もっと深いところで弊社を事業家集団にしたいと思っています。今あるマーケティング支援会社を中核にして、周りに様々な事業会社をぶら下げる。その事業会社の支援を、このマーケティング会社から支援させるという構想を描いています。

周辺の事業会社に関しては、地方の中小企業で後継者がいない、つまり事業承継に困ってる会社さんで、黒字が出るポテンシャルがある会社さんに弊社のグループにジョインいただいて、事業の集合体として成長していきたい思いがあるんです。だから地方の中小企業のクライアントを増やしていきたいと思っています。

将来的には、事業承継で困ってる企業さんがいればお繋ぎいただきたいですね。M&Aに対しての資金調達なども含めて、課題が山積みなところが多いと思うので、なんでも対応してくださる岡村さんにこの先も色々お願いすることがあると思います!

 

Q9. 同じような課題を抱えている企業に向けて、導入を検討する際のアドバイスやメッセージがあればお願いします。

— まず1つ目は、第一印象が変な人ですけど(笑)実際依頼すると色々やってくださる方なので、第一印象で決めないでくださいってことですね!

– 皆さんおっしゃいますね。岡村さんの最初の印象が「当日司会で滑ってた」とか、「この人何なんだ!?」っていうところから、「結局頼んでみたらすごいいろんな成果を持ってきてくれる」と言っていただきます。

— そうなんですよ(笑)初対面の時はめちゃくちゃ滑りまくってたんですけど、実際にお願いしてみると本当に頼りになります。

それから、岡村さんは根が真面目で気をつけないとこちら側がテイクする構図ばっかりになっちゃうので、何かお返しできることないかなってすごい気をつけています。ギブアンドテイクの関係を意識するといいと思います。

あとは、一見関係なさそうな交流会や人を紹介してくださるんですけど、そこから思わぬ繋がりが発展したりするので、面白いなと思っています。

地方創生や地方の中小企業支援に興味がある方は、ぜひ岡村さんと話してみるといいと思います。僕の縁がある仙台や岡村さんの地元の岩手でもやろうかって話してるので、色々な地域で繋がりが広がっていくと思いますよ。