営業支援型BPOの設計図

―受注まで“設計”する会社だけが、生き残る時代へ

執筆:岡村孝和(ダイレクトヒューマンマーケティング代表取締役)


■ “売れる営業支援”は、再現性の設計から始まる

BPOは「作業を外注する」ものではありません。
特に営業支援領域においては、
単発でアポを取る・フォーム送信を代行する――そんな“点の支援”では、もう通用しません。

私たちが目指すのは、“受注までのプロセス全体を設計し、再現可能なチームを構築する”BPOモデルです。


■ 営業支援型BPOの全体フロー

営業活動は大きく以下の5ステップに分解できます。

  1. ターゲティング設計(誰に売るかを明確化)

  2. リスト精度の最大化(データから精査された接触リスト)

  3. アプローチ手法の多様化(テレアポ・メール・SNS連携)

  4. トークスクリプト・育成体制の構築(属人化させない)

  5. 成果計測と改善サイクル(KPI設計/ダッシュボード連携)

私たちはこの全体を一気通貫で請け負う、BPO型の営業設計支援を提供しています。


■ なぜ「営業代行」ではなく「営業支援型BPO」なのか?

営業代行は、KPIベースでアポや商談を“とにかく数で稼ぐ”モデルが多く、
一方で営業支援型BPOは、「クライアントの勝ちパターンを一緒につくる」パートナーです。

項目 営業代行 営業支援型BPO
契約単位 アポ単位・時間単位 業務設計ごと包括
提供範囲 実行(アポ取得など) 設計〜実行〜改善まで
成果責任 分業型(部分支援) 共創型(チーム構築)

■ ダイレクトヒューマンマーケティング式:営業支援型BPOの特徴

  • インサイドセールス × 人材シェア × BPO設計の三位一体モデル

  • プロセスごとに専門人材を配置(IS/CS/デザイナー/アナリスト)

  • CRM/MA/SFAツールへの実装支援も対応

  • 完全データドリブンで週次改善体制を構築


■ 導入企業事例(抜粋)

  • SaaS企業A社(上場企業)
    → 商談化率が12.4%→28.3%に改善、かつ社内の営業設計知見が蓄積

  • HR系スタートアップB社
    → アウトバウンド営業から受注まで一気通貫で支援、最短2ヶ月で成果


■ 最後に:「再現性のある営業体制」を、外から設計するという選択肢

「営業支援は内製じゃなきゃダメ」
そう言う企業がまだ多くあります。
でも本当は、“設計図”を持たずに走ることのほうが、もっと危ない。

私たちはその設計図を、一社ごとに描く会社です。
BPOは「人材派遣」ではありません。
勝つための戦略と組織体制を、外から一緒に設計していくプロフェッショナルサービスです。